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居酒屋の客引き行為に対して、同条例が適用されたのは初めて。
調べでは、男は24日午後7時40分ごろ、東京都豊島区西池袋の路上で、通行人の女性(36)ら4人の前に立ちふさがり、「お客さん、鍋のほういかがですか」などと話しかけ、約75メートルにわたってつきまとい、客引き行為をした。
男は近くの居酒屋のアルバイト従業員で、客の入りが悪いと外に出され、客引きをしていた。
連れてきた客1人に対して、50円が支払われたという。
(引用 ヤフージャパン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081125-00000558-san-soci
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経営者は当然のことながら、それなりの立場にある人は、
どうにかして売上げを確保し、利益を確保しようと、
必死に知恵を絞り、できることは何でも行なおうと考えます。
特に、景気が悪くなると、その想いは切実です。
今回の記事を読んで、企業倫理の崩壊の危機が訪れるのではないかと心配になりました。
産地偽装や期限の改ざん、食の安全は企業の売上げや利益の前に崩れかけています。
ルールを守り、懸命に努力を続けている企業が報われない世の中にしたくありません。
このまま景気が回復しなければ、
今迄以上に、ルールを逸脱した行為に走る企業が増えてくると思います。
そこで、犠牲になるのが今回のような従業員(社員)です。
断ればと言う人がいますが、実際その立場になれば、
断ることは簡単なことではなく、大変勇気のいることです。
勇気がないこと自体が罪と言われればそれまでですが、
真面目な人ほど難しいものです。
不幸な人を出さない、正直者が報われる世の中のために、
一人ひとりが自覚を持たなければと思わされたニュースでした。
8カ月連続で前年を下回った結果となり、
特に衣料品の落ち込みは大きく、16カ月連続で前年割れとのこと。
それに比べて、銀座に続き今月原宿に新店舗を出店したスウェーデンの
カジュアル衣料チェーン大手H&Mでは、いまだに列をなしている状態。
来年には渋谷にも新店舗を出店する予定とのこと。
一概に両者を比べることは出来ませんが、
消費者の価値感がシビアになってきていると感じずにはいられません。
日本ではブランドに対する評価が非常に高い
(ブランドと言うだけでお金を払う)と言われてきましたが、
これからは個人の志向とより高い価値が問われるようになってきます。
それには、しっかりとした戦略が必要になります。
そんな社運を左右する戦略を生み出すのも人材です。
「企業は人なり」なんです。
皆さんも何度となく耳にしていることと思いますが、
政府は何を行なおうとしているのか私には良く分かりません。
ある新聞の調査では、「評価しない」が約58%「評価する」が31%と言う結果でした。
お金を貰えて嬉しくないとは言いませんが、
今回の対策には経済のサイクルと言うか先に続く歩みが見えてこないのです。
内閣府の試算では、GDPを押し上げる効果は1年間で0.1%と言うことですが、
2兆円以上の税金を使って行なう対策としては、数字はともかくとしても、
将来への期待感が生まれてこないことが問題だと思います。
企業経営や組織運営で大切なのは、継続していくことです。
その場限りの対策ではなく、現在はもちろんですが将来を見据えた対策が必要になります。
そしてそこには、働く社員が期待を抱くようなものでなければなりません。
政府も国民が期待を持てるような政策をお願いしたいものです。
その場限りで喜ぶほど、国民のレベルは低くはないのです。
損益が約1500億円の赤字!!
世界的な金融危機の影響をもろに受けた形なんでしょうが、輸出依存度の高い
製造業も円高の影響で大幅な減益予想が続いています。
以前「想定内!」という言葉が流行りましたが、今回はほんとに「想定外!」
多くの経営者が急激な環境の変化に対する対応に苦慮しています。
このような時こそ、社員が一丸となって新たな競争力をつけるチャンスです。
気持ちを切替えて頑張って行きたいと思う今日この頃です。
伺ったのは過疎化が進む村ですが、農業従事者の高齢化が進み山間にある畑で
は管理できずに荒れ果てた状態を目の当たりにして、非常に複雑な心境でした。
と言うのも、農業(林業も)は日本国内の産業でも国際競争の荒波に大きくさ
らされている産業の一つです。
しかし、輸出産業のような国際競争力を築くことなど皆無と言って良いほど、
海外の安い労働力や大規模農業と言うコスト競争力に対して、今回視察した状
況は、ほとんど個人、それも高齢者に支えられている現状で、そもそも競争に
なりません。
現在、日本の食料自給率は主要な先進国の中で最低の水準と言われ、自給率向
上に向けた取り組みが行われていますが、国際競争力と言う観点から取り組ん
で行かなければ、真の自給率の向上を実現することは難しいと痛感した3日間
でした。
こんな研究結果が、先日行われた日本心理学会第72回大会で報告されました。
私は実際参加して見たわけではありませが、やはり脳は筋肉と同じように鍛え
ることで衰えを防止でき、使わなければ衰えも加速してしまうものなのでしょう。
研究報告ではトランプのブリッジでしたが、それ以外でも脳を使うと言う行為の中で、
記憶力に関わる部分を刺激する要素が明確になれば、筋肉を鍛えるように、効率的に
訓練する方法が見つかるでしょう。
人類の進歩が、人そのものの進化させていくんですね〜。
本来やるべき事(義務や責任があるにもかかわらず)をやらなかった罪と言え
ば分かりやすいでしょうか。
薬害エイズ裁判ではこの不作為の罪が問題になったので、耳に新しいと思います。
今回の事故米問題の農水省もまさに「不作為の罪」にあたる内容だと思いませんか。
農水省のホームページには
「横流しを防止できず、結果として食の安全に対する不安を招いた点で、農林水産省に責任。」と有ります。
「防止できなかった」と、「防止しなかった」では大きく違います。
これは企業においても同じです。
「不作為」は、チャレンジして損失を出した人より罪は重いのです。
その時はスノーボードとフィギアスケートの回転数は何回転まであがるのだろうと言うことを、
つらつらと書いた記憶がある。
そして、100mも何秒まで記録は伸びるのだろうと・・・。
記録が常に破られるのであれば、数千年後には2秒ぐらいになってしまうかもしれない?
なんて事を書いている。
今回のオリンピックでボルトが出した記録は学者達の思惑を大きく超えるものだったようだ。
さらに学者さんは次のような事まで言っている。
「ペンシルバニア州立ブルームズバーグ大学の数学者で、スポーツと統計に関する教科書の著者であるReza Noubary氏は以前、100メートル走の「究極の記録」を9.44秒と算出している。」
(WIRED VISIONの記事より)
私は目的があり、それに向かっていく限り人は進化し続けると信じている。
それは世代を超えて、引き継がれていくと・・・。
人は1000年も生きることは出来ないが、1000年後 数千年後の未来の記録を夢見て、
楽しむのも意外と楽しいものです。
人が100mを3秒で走る姿はどんな光景なのか?
バカバカしいと思うかも知れませんが、
よほど頭を柔らかくしないと、何の映像も出てきませんよ。
妻にはなにバカな事いってんのって、呆れられていますが・・・。
ホワイトカラーの生産性の話をすると、どうしても時間的に見えない部分があ
り、製造業のように作業が明確にならないとか、創造的(開発部など)な作業
の場合は生産性を問う事自体ナンセンスだ、なんて言う人もいます。
その辺の話は、多くの議論がなされており、日本でもかなり深い部分まで生産
性を問うようになってきました。そんな中、今回は組織のあり方と職務分担に
焦点を当てて話を進めてまいります。
今週も最後までお付き合いください。
組織を形成する上で、職務分担を明確にし、社員一人ひとりがキチンと自分の
職務を把握している企業は意外と少ないものです。
「欧米じゃないんだから、これは私の仕事で、こっちはあなたの仕事。なんて、
決められないでしょ!!」
と思っている人も多いかと思います。
確かにフレキシブルに機能的に仕事をこなす事が、日本の企業の強みでもあり
ます。しかし、そこには多くのムダも含んでいるんです。
日本の工業製品の生産性は世界のトップレベルです。多くの国が日本を参考に
し、日本の技術を学んでいます。
では、ホワイトカラーと呼ばれる部門の生産性はどうでしょう?
いろいろなデータが出ているようですが、欧米に比べてとても高いとは言えな
いのが現状です。
その原因の一つが、責任と権限が不透明な点が挙げられます。
即ち、職分分担が明確になっていないんです。
生産性というのは、同じ人数であれば早く出来れば出来るほど上がります。
同じ時間であれば、少ない人数でやればやるほど上がります。
分かりきったことです。
決断できない上司!!
決断できないのではなく、決断する権限があるか明確ではない、もしくは、決
断しない事に対する責任がないんです。
決断しない事よる業務の遅延は、生産性に大きく影響しています。
例えば、上司の立場であるあなたは、部下に対して、
「この範囲の決断は任せる」という決断が出来る権限がどれだけ有りますか?
そこまで言えなくても、
「この範囲は私の権限で最終決断できる。」と言うのがどれだけ有りますか?
「これは上に相談しないと!!」となることが大半ではないですか?
「信号、みんなで渡れば怖くない!!」
組織のスピードは、決断の速さが大きく影響します。
あなたの会社も個々の生産性を向上しても、この決断の部分で全てムダになっ
ていませんか?
ピラミッドの底辺から迫られた決断は、上へ行けば行くほど時間が掛かってし
まいますし、それに介在する人数も増えていきます。
即ち、生産性が低下していくのです。
権限と責任を明確に譲渡できない組織の生産性は決して向上する事はありませ
ん。どうしても責任ばかりを押し付けて、権限がしっかり譲渡されていないん
です。
権限をキチンと譲渡すれば、責任は責任感という形で必ず生まれきます。
この辺の感覚は、日本人はとても優れているところです。
どんな小さな事でも構いません。
「これはお前に任せる。自分で判断して事後報告してくれ」
この一言が組織を強く育てるんです。
プレッシャーを与えて、命令するのが上司ではありません!!
任せられる部下の育てられなければ、あなた自身も成長できませんから・・・
今週はここまで。
◆今回の心得◆
まずは権限を与えよ。「与えよ、さらば与えられん」ですよ。
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【編集後記】
今週はホワイトカラーの生産性をテーマに話を進めてまいりましたが、参考に
なる書籍を1冊ご紹介します。
故岡田幹雄先生の著書「技術者の知的生産性向上」
岡田先生は、ホワイトカラーの中でも特に設計開発部の生産性向上に注力され、
理屈だけでなく、感情に訴える改善メソッドで、とても興味深いものです。
今は、岡田先生が創設したインパクトコンサルティングがその意を継いで活動
しております。(http://www.impact-consulting.jp/)
……………………………………………………………………………………………
日頃仕事をしていると、上司から理不尽と思われる仕事を頼まれたり、命令を
受ける事は少なくないと思います。
新人の頃は、右も左も分からずに無我夢中で上司に言われた事をこなすだけで
精一杯でしたが、仕事の流れがある程度理解できるようになってくると、
「なんで!?」 と思えるような指示を受けることが多くなってきます。
しかし、実際は「なんで!?」と思える指示ではなく、「なんで!?」と思うよ
うになってしまうんです。
このニュアンス分かりますか?
「なんで!?」と思ってしまう指示は、大きく2つに分ける事が出来ます。
1つ目は、本当に理不尽な指示。
これは、上司の能力が十分ではなく、仕事の流れや優先順位、部下の能力や分
担等が把握できていないか、個人的な感情で仕事を指示しているような場合で
す。このようなレベルの低い上司についた部下は、本当に不幸としか言いよう
がありません。
2つ目が部下であるあなたが把握できないような高いレベルで、仕事を構築し
ており、その一部を部下に指示したような場合です。
多くの人は、1つ目の理不尽な場面を想像することが多いと思いますが、意外
と2つ目の場合も少なくないんです。
それは、大企業でも中小企業でも同じです。
大企業においては、業務が細分化されている事で、部下と上司の見る範囲が根
本的に違ってきます。ある行動を起こすのに、持っている情報が違えばズレが
生じてしまうのは仕方のないことです。
そのズレを上司が認識し、十分部下が納得するまで上司が全て説明するかどう
かで、部下の受け止め方は変ってきますが、いつもいつもそのような対応は出
来ません。
そんな中で、いつも「なんで!?」と思っていても、ちっとも仕事は楽しくあ
りません。上司を信じる事も大切な事なのです。
一方、中小企業においては、特にオーナー企業などでは、やはり経営者の感覚
と従業員の感覚とで、どうしてもズレが生じてしまいます。
「よく経営者の感覚になれ!!」なんて言う人がいますが、本当の経営の苦し
みを体験せずに、経営者の感覚になんて、そうそうなれるものではありません。
気が付くレベルが違います。それは悩んでいるレベルが違うからです。
そんなレベルの違いから、与えられる指示に対して「なんで!?」と思ってし
まうのです。
どの企業でも少なからずこれらの不満分子は有りますが、特にオーナー企業で
は必ずと言っていいほど、この問題が潜在しています。
「上から理不尽な指示がいつもくるんですよ!!」
「現場の事を全然分かってないんです!!」
「そんな何でも出来るわけないですよ!!」
こんな愚痴が、水面下でうごめいているわけです。
確かに愚痴の内容通りのこともありますが、視野の狭さからくるただの愚痴で
ある事も少なくないんです。
組織では、権限と責任において見る範囲が違います。
飛んでいる高さが違うんです。
ただ愚痴を言うのではなく、そんな事も意識して上司を信じて仕事に打ち込ん
でみるのも悪くないと思います。
同じ仕事をするなら、気持ちよくやりたいですからね。
今週はここまで。
◆今回の心得◆
上司は自分が見えないものを見ているのかもしれない!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
「百聞は一見に如かず」以前ブログで書いたことがある。
真実は一つしかなく、自分の目で確かめることは大事なことだが、自分で見た
ものが全て正しく見えるとは限らない。
「百聞は一見にしかず」などと思っていると、自分以上の事は正しく見えない
ままになってしまう。人の話を聞き、本を読もう。
今回の内容と少し違うけれど、自分の知っている事より、自分が知らない事の
方が圧倒的に多いと言う事を謙虚に受け止める事も必要だと思う。
ていますよね。
特に数字を見せれば、必ず1つや2つの過ちをたちどころに見つけ出す人。
「木を見て、森を見ず」なんて言葉がありますが、会社において左右の視野は
ある程度広げられますが、遠近の視野は意外と変えられないものなんです。
いつも近く(細かいこと)を見ている人は、遠くに離れても細かいことを一生
懸命見ようとしてしまいますし、いつも遠くを見ている人は、近くのものがぼ
やけてなかなか焦点を合わせることが出来ません。
部下を持ち、組織を束ねる立場にいる人は、流れを常に把握することが重要で
す。
今の流れがどこに向かっているかを知るには、上空から見るのが一番です。
いくら流れの先端を凝視しても、流れの行く先は見えてきません。
もちろん、上司という立場で仕事をして行く以上、細かいことまで気を配り、
注意を払うことはとても重要であり、部下を育て、仕事の品質を保証し、納期
を守り、効率を上げる責任があります。
しかし、人は意識しないと近い視点(細かいこと)で焦点が固定してしまいが
ちです。
今日一日、細かい事をチェックしたな〜 と思ったら、意識して上空に羽ばた
いてください。
自分の位置、部下の位置、組織の位置、会社の位置、業界の位置と上へ上がれ
ば上がるほど広い範囲が見えてきます。
もし見えない所があったら、そこは情報不足ということです。
ちょっと降りていって、正確な情報を手に入れましょう。
地上で気付く過ちは小事で済むことが多いですが、上空から気付く過ちは大事
につながります。
しかし、いきなり大事になることはありません。初めは全て小さな過ちです。
地上からより高い上空まで、その範囲が広がるほどに、仕事のレベルも上がっ
ていきます。
どこを見ているかではなく、どこから見ているかを意識してみて下さい。
◆今回の心得◆
高い空を旋回し、地上の獲物を狙う鷹になれ!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
ある会社の役員の方で、非常に優秀な方なのですが、どうも言うことが細かい!
そうかと言って、会社の一部に偏ることなく、全体を把握しているようでもあ
る!つまり、上空高く旋回しているようでもある!?
でも・・・、言う事はやたら細かいし、ちょっと全体に繋がりがない。
あ〜、この方は高い空にとどまって、いつも上から双眼鏡で覗いているん
だ・・・!! 疑問がフッと晴れた瞬間でした。
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり
休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と述べたとさ
れています。
確かに、「たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がな
い」 この部分に異論がある人はいないと思います。
これは、明らかに戦略ミスですよね。
問題は、「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる」と
いう考え方でしょうか。
さらに「休みたいならば辞めればいい」と言ったとか、朝日新聞が勝手にその
ように解釈して表現しているのかは、記事を読む限りでは定かではありません
が、この発言を社員の方はどのようにお感じなのでしょう?
休日を返上して働く事が成長につながり、給料も上がった。この結果は事実だ
と思います。
永守社長の全ての発言、その発言の背景が分からないのでその辺を無視してお
話すると、労働時間を評価の基準にするのはいいかげん止めて欲しいと思いま
す。
さらに言えば、一生懸命働いている社員に更なるプレッシャーを与え(休み辛
くなる)、業務の効率向上を行っているであろう管理職の能力を無視した発言と
言えます。
まっ、こうは言っても、実際の社内では非常に高いモチベーションが維持され
ている事でしょう(そう思いたい・・・)。
なにより怖いのは、マスコミかもしれません・・・。
「プロセスが大事と言えるように、結果を出そう!!」とお伝えしました。
結果の伴なわないプロセスは、説得力がないんです。
自分を棚に上げて・・・ という言葉があるように、いくら自らに非があって
も、それと同等以上に非がある人から注意されても、心には響きません。
それと同じで、結果の伴なわないプロセスは、心に訴えるものがないんです。
以前話した、「何かをしたければ、それが出来る位置にいなければならない」と
いうのを覚えていますか?
野球が好きだからと言って、誰でもプロのマウンドに立てるわけではありませ
ん。その実力が認められて、初めてその権利を得ることが出来るんです。
確かにプロセスは大切です。
特に若いうちは、結果を気にせずに、何にでもチャレンジしろとよく言われま
す。そしてプロセスが重要だとも・・・
しかし、チャレンジする権利を得ることが出来るのも、期待をしてもらうのも、
何かの結果の積み重ねです。
私は、結果にこだわってほしいのです。
但し、勘違いしないで下さい。
結果と言うと、成功した、プラスになったと言うような、良い結果を出すとい
うイメージを持たれる方が多いですが、そうではありません。
失敗も、マイナスも含めて全てが結果なのです。
つまり、最後までやりきったと言うことです。
最後までやりきることで、初めてプロセスを振り返ることが出来ます。中途半
端のままでは、何も見えてきませんし、何より次に思い切って向かうことが出
来なくなります。
近年、リストラなどで社員が減り、一人の社員に対する仕事量も増える一方で
す。そんな状況の中で、中途半端のままで次の仕事に取り組まなければならな
い事も多いでしょう。
自分一人では、どうしようもないことも、あるかもしれませんが、自分なりの
結果(最後までやりきる)を出して下さい。
そして、そのためにプロセスを工夫するのです。
結果を出す(最後までやりきる)ことが、本当の経験となり、自らの糧になり
ます。
その積み重ねが、真の実力となるんです。
今週はここまで・・・。
◆今回の心得◆
結果を出す(最後までやりきる)ことが、真の実力につながっていく!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
「やりじまい」
トヨタ生産方式の中では、よく出てくる言葉です。
今日一日の仕事は、今日中に終わらせてしまう。と言うものです。
それを行なう為に、様々な工夫と考え方、心構えがあります。
「タクトタイム」
ちょっと聞きなれない人も多いかと思いますが、ネットで調べてみると多くの
解説が出ていると思います。
トヨタ生産方式の真髄の一片を垣間見ることが出来ますよ!!
と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
この話しをすると、どちらも重要だと言う人がほとんどです。
もう少し突っ込んで聞くと、プロセス重視と言う人が多いような気がします。
(これは私の感覚ですので、実際は良くわかりませんが・・・)
得てして、結果重視と言う人は、プロセス重視という人から、ビジネス的な思
考で人間味がない印象を持たれ、逆にプロセス重視の人は、結果重視の人から
考えが甘いと言うような印象を持たれます。
どちらにしても、ニワトリと卵であり、どちらも重要と言うのが正論でしょう。
しかし、私は結果重視と答えます。
あ〜 それはコンサルタントとしての立場の人はそうでしょうね〜 なんて思
っている人がいるかと思いますが、私は結果の伴わないプロセスは説得力がな
いと常に思っているからなんです。
結果が出ないのは、プロセスに必ず問題があるわけで、上流まで遡ればプラン
の段階に問題があります。
以前したCAPDサイクルと言う話しを憶えているでしょうか?
(032号:過去と未来!!どちらと比べる?!)
通常よく言われるのが、PDCAサイクルと言われるものです。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(検証)、Action(改善)
の頭文字を取ったもので、「計画・実行・検証・改善」を繰り返し行動するとい
うものです。
私が話したのは、CAPDサイクル!!
実際ビジネスを展開するのに、いきなり計画を立てることなどまずありません。
マーケティングと言う言葉が一般的になっていますが、現状を分析することの
重要性は誰もが認識していることです。
現状とは、何かの結果を表わしています。
現状を分析するとは、結果になったプロセスを知ると言うことです。
但し、いくら過去を分析しても未来を知ることは出来ません。
それは、過去と未来はつながっていないからです。
そうは言っても、未来が急に大きく変わることもありません。
ですから、過去を分析(検証(Check))することが役に立つんです。
それを改善(Action)して、計画(Plan)を立てて、実行(Do)する。
そして、再び結果を検証(Check)する。CAPDサイクルです。
良くも悪くも、結果があるからプロセスについての評価につながり、結果のな
いプロセスは評価のしようがありません。
そんな結果を出す為に、プロセスを試行錯誤するんです。
それって、プロセス重視じゃないかって?
う〜ん、結局どちらも重要なんですよね。
(編集後記にちょっと続きます)
また来週、お会いしましょう。
◆今回の心得◆
プロセスが大事だと言えるように、結果を出そう!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
結果重視と言うと、すぐに目標に対しての結果だとか、ノルマに対しての結果
だとか、相対的な見方になりがちですが、その対象に問題がある場合が意外と
多いように思えます。
それは、自分達で決めた目標やノルマは、不変的なものというイメージが強い
人が少なくないからです。
CAPDサイクルと言ったように、結果は次の改善の種になり、次のプロセス
の礎になるものです。自分達で勝手に決めた対象と、勝った負けたで終わらせ
てはもったいないですよね・・・!!
いりましたが、幾つかご意見を頂きました。
この場をお借りしましてお礼申し上げます。
肯定的なご意見の方が多かったように思いますが(若干ひいき目でみてます
が・・・)、もちろん否定的なご意見も頂きました。
その中で多かったのが、やはりと言うか・・・
「分かっているけど、仕方がないんです」と言うご意見です。
現在日本では半数以上の企業が人材不足であるという中で、特に日本の99%
以上を占める中小企業にとっては、人材確保は非常に重要な経営課題になって
います。
そんな状況の中で苦肉の策というか、必然的にプレイングマネージャーという
形が生まれてきたと言ってよいかと思います。
私は全ての企業を知っているわけではありませんが、そんな中で人材不足であ
ると騒いでいる企業に限って、離職率が高いような気がします。
その背景には、当然のように多くの中小企業が、新卒の社員を一から育てるこ
とは出来ないと、中途採用を行なうのですが、人材不足をいっきに解消しよう
と、せっかく確保した人材に、待遇に合わない過大な要求をしていることが少
なくないんです。
その結果として、離職率が高くなる。 まさに悪魔のサイクルです。
そんな過大な要求の一つが、プレイングマネージャーだと思います。
マネジメントで結果を出し、プレーヤーとして結果を出さなければならないの
ですから、並みの人材では到底出来ることではありません。私はそんな優秀な
人材が中途採用市場にゴロゴロいるとはいるとは思えません。
いつも言いますが、企業は人なりです。
人に投資するという概念が低い企業ほど、悪魔のサイクルが定着しているよう
に思えます。
設備には投資するのに、人に投資しない経営者が多すぎます。
(特に大きくなれない中小企業)
買った設備だけでは、競争力を持つことは出来ません。それを活かすことの出
来る人材がいて初めて本当の競争力が生まれるのです。
私はよく仕組み作りが大切だということを言います。
個々のパーソナリティーに頼るだけでは烏合の衆にすぎません。企業として多
くの人が集まって大きな力を発揮するには、仕組み(最近はビジネスモデルと
いう言い方をする人も多くなりましたが)作りが重要であり、それを作り上げ
るのも人なんです。
新卒者を採用するのは、明らかに投資です。大きなリスクが付きまといます。
それに比べて、中途採用はリスクが少ない・・・ と思っている。
経験者を採用するわけですから、すぐに収益に貢献してくれる。多少高い給与
を払ってもすぐに回収出来るということです(ムダがないと思っている)。
他の企業が投資をした人材を、中途採用で上手く使おう!!
非常に効率的な考え方です。
逆に言えば、その人材に先行投資した企業は損をしたことになりますよね〜。
本当にそうでしょうか?
新卒者を採用するのはリスクがあるといいました。
そのリスクは何でしょう?
それは、全ての新卒者が全て戦力にならないかもしれないというリスクです。
そのリスクの結果として、戦力にならなかった人材はどうなるかというと、中
途採用市場に出てくるのです。
全ての中途採用市場にいる人材がというわけではありませんが、それは一つの
事実です。
また、中途採用ばかりに頼ってしまうと、個人のパーソナリティーに依存した
体制になりがちです。それは会社として一本筋の通った仕組み作りを阻害する
要因になるリスクを秘めているんです。
テーマからちょっと横道にそれましたが、虫のよい話はそうそうないというこ
とです。
今週はちょっと経営者向けの話になってしまいました。
◆今回の心得◆
得していると思っているのは、本人だけかもしれません。
よく周りを見てみましょう!!
先週に続いて、プレイングマネージャーについて話をしてまいりましょう。
まずプレイングマネージャーと言うと、非常にレベルの高い人材であり、何で
もこなすスーパーマンのようなイメージが浮かびます。
そしてその人は、会社にとって大変重要な戦力になる人材です。ある時はマネ
ージャーとして、ある時は現場のプレーヤーとして八面六臂の活躍をするので
すから、会社にとっては非常に頼りになり、ちょっと意地悪な言い方をすれば
都合のよい人材とも言えます。
しかし、私が今迄お会いしたプレイングマネージャーと言われる人達は、ちょ
っとイメージと違っており、どちらかと言うとマネージャーと言う肩書きを持
ったプレーヤーという感じの人がほとんどのようでした。
会社には組織があり、それぞれの役割分担を決めることで効率良く業務を遂行
できるようにと考えられています。
先週も話しましたが、組織はほぼ100%ピラミッド型を形成し、頂点に行く
ほど責任と権限が大きくなっていきます。もちろん、給与も多くなっていきま
す。
そんな組織の中で、プレイングマネージャーと言われる人は、ピラミッドの上
下にあたる業務を兼任しているわけです。
ここで先ほどの私の感想を思い出してください。
「プレイングマネージャーと言われる人達は、マネージャーと言う肩書きを持
ったプレーヤーがほとんどのようでした。」
つまり、より上位に位置する責任と権限を与えられたマネジメントと言う職務
を十分行なっているように見えないと言うことです。
それは、上位の権限と給与だけは受け取っていながら、下位の責任しか負わな
い仕事をしているようでもあります。
本来、プレイングマネージャーとは、下位の給与で上位の責任と権限において
業務をこなすことで、次のステップへと進んでいく過程であって、発展途上の
組織であるか、本当に少人数の組織のみにおける状態であるはずです。
それなのに、多くのプレイングマネージャーはマネジメント業務をより高度な
ものにすることで付加価値を向上させるのではなく、プレーヤーとして穴埋め
をしているにすぎないのです。
それは、マネジメントとして一番安易な方法と言わざるを得ません。
要は、上を向いているか、下を向いているかの問題です。
決して、プレイングマネージャーが悪いのではありません。
それはあくまで業務を行なう上での一つの方法です。
ただし、プレイングマネージャーは、
・組織として、応急処置であること。
・下位の業務を兼任するのではなく、上位の業務を兼任すること。
・安易にプレーヤーとして穴埋めするのでなく、
マネジメントで穴埋めすること。
・1日も早くマネジメントのみで対応できるスキルを身に付け、
効率的なマネジメントを行なえる組織体制を整えること。
以上のようなことを意識しなければ、時間ともに穴埋めプレーヤーに成り下が
ってしまいます。
それでは、本人のマネジメント技術も向上しませんし、下も育ってきません。
組織にとって長い目で見ると、良いことは一つもないのです。
もし、あなたの会社でプレイングマネージャーが当り前のようになっていたら、
思い切って専任マネージャーにして下さい。
そして、プレーヤーとして仕事をするのは、マネジメントとして低レベルの対
応であることを教えてあげて下さい。
思い切ってやってみると、思ったより早く理想的な組織に近づきます。
仕事が滞るとお思いになると思いますが、流れている川の流れを簡単に止める
ことが出来ないように、流れている仕事はそう簡単には止りません。
そこで本当のマネジメントを発揮するようになります。
企業は人なりです。
マネージャーを育て、プレーヤーを育てるには、プレイングマネージャーは思
っているほど良いものじゃないんです。
◆今回の心得◆
プレイングマネージャーは応急処置だ!!
一昨年、プロ野球でヤクルトの古田選手が、選手と監督を兼任するようになり、
プレイングマネージャーと言う言葉をよく耳にするようになりました。
先日も、ある物流会社でセンター長が、
「物流業界ではプレイングマネージャーは常識ですよ。作業(プレイング)
と管理(マネージャー)の割合はまちまちですが、マネジメントだけしかやら
ないなんてありませんよ。」と胸を張って言っているのを聞きました。
このセンター長の話は極端だと思いますが、多かれ少なかれ皆さんの職場でも
プレイングマネージャー的な人がいるのではないでしょうか?
今週はそんなプレイングマネージャーについて、話しを進めてまいります。
今週も最後までお付き合い下さい。
さて、プレイングマネージャーと聞くと、皆さんはどんなイメージを浮かべる
でしょうか?
私のイメージは、現場での仕事もこなし、尚且つ管理職として組織をマネジメ
ントする。
とにかく優れた人物であり、スーパーマンのような感じでしょうか・・・。
少なくともプレイングマネージャーを務められる人材は限られており、誰でも
出来ることではないことは確かです。
では、これを組織と言う立場から見るとどうでしょうか?
これは明らかに人材不足と言えます。
小さな会社であれば仕方がないことが有りますが、ある程度規模が大きくなっ
た会社においては、優秀な人材をムダに使っていると言わざるを得ません。
組織はよくピラミッドに例えられます。
それは、皆さんご存知のように上に行くほど人数が少なくなっているからです。
しかし、給与を見ると人数と同じようなピラミッド型にはなりません。
それは、上に行くほど給与が高くなるからです。
なぜ、上に行くほど給与が高くなるのでしょうか?
それは、上に行くほどより付加価値の高い仕事を行わなければならないからで
す。(決して現場の仕事が、レベルが低いと言っている訳ではありません。)
以上は、誰でも知っている当り前のことです。
話を戻しますと、プレイングマネージャーはピラミッドにおける上下の仕事を
1人の人が行っているわけで、本来マネジメントが出来る人材なのに、マネジ
メントを行いながら、現場の仕事もしている状態です。
そんな状態を、会社によっては効率が良いかのような雰囲気さえ漂わしている
ことが少なくありません。
でも、そんな会社に限って、悪いことにプレイングマネージャーと言われる人
達は、得てして現場の仕事を優先して、マネジメントをおろそかにしているの
です。
結果が出て分かりやすい、動ける仕事についつい流れてしまうんですよね。
片手間で出来るほどマネジメントって簡単じゃないと思うんですけど・・・!!
会社が甘いんでしょうか?
あなたの会社はどうですか?
来週に続きます。
◆今回の心得◆
プレイングマネージャーが、気付いたらプレーヤーになっていないか!?
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
よく男性と女性の思考回路は違うと言われています。
男性は、一つのことを集中して行うことに優れており、女性は複数の案件を同
時に取り組むことが得意であるとか・・・。
そう言えば、食事中に息子と二人してテレビに熱中しすぎて、よく怒られます
からね・・・!!
プレイングマネージャーには女性の方が向いているのかもしれませんね。
優先順位を決める上で、大きく2つの外的要因があります。
1、より早く行うほうが、得になる。
2、相手があり、納期の約束がある。
先週は1の「より早く行うほうが、得になる」ことについて話しをしました。
(忘れた人はバックナンバーをご覧下さい!!)
http://blog.mag2.com/m/log/0000184055/
今週は、「2、相手があり、納期の約束がある。」 について話しを進めてまい
りましょう。
今週も最後までお付き合い下さい。
仕事をしていると、上司からの命令、お客様からの要求等で、納期を決められ
たり、「これは最優先だ!!」なんて言われることも少なくないと思います。
これらは一朝一夕に立場を逆転することも出来ませんし、上司からの命令やお
客様からの要望を無視するわけにもいきません。
結果として、どうしても相手主導で納期が決定してしまい、対応に四苦八苦す
るようになってしまいます。
これらの事で悩みを抱えている人の共通点は、
「仕方がないじゃないか!!」 と言うものです。
しかし、仕事のできる人は、違う意味で仕方がないと思っているのです。
もし、あなたが先にお客との約束があり、どうしても相手の要望する納期で対
応できないとしたらどうしますか? どちらも大切なお客様です。
そうなると、当然頭を下げてこちらの可能な納期での対応で納得していただく
ようにお願いするしかありません。
どうしようもないんですから、仕方がありませんよね。
そう、仕方がないんです。
この「仕方がない」が重要なんです。
この仕方がないは、あきらめの「仕方がない」ではありません。
積極的な「仕方がない」なんです。
そして、この「仕方がない」の為に、相手の要望に対して、どうしても出来な
いと頭を下げ、新たな納期を提案したこの瞬間が、納期を決める主導権が相手
から自分へと移った瞬間でもあるんです。
本当に忙しい人は、相手主導で納期を決められても対応することが出来ません。
ですから、仕方なくこちらの主導で納期を提案していくしかないんです。
もちろん全てではないでしょうが、少なくとも相手の要望に対して即答するこ
とは出来ません。
決して立場が逆転したわけではないのですが、忙しくて出来ないんですから仕
方がないんです。
そして、結果として本当に忙しい人ほど、効率良く仕事をすることができるよ
うになります。
(本当に忙しい人とは、よく動く人ではなく、よく働く人のことです)
それは仕方なく断ることで、自ら優先順位をコントロールすることができるか
らなんです。
それが分かれば、忙しくない人でも、上司の前では難しいでしょうが、お客様
の前では忙しいフリは出来ますよね。
そうすれば主導権を持って納期を決めることが出来ます。
(最終的にお客様の要望通りになったとしても)
どうですか!! 仕事の出来る人は皆さんやっていることです。
あなたも今日から、何でも、
「ハイ、出来ます」「すぐ出来ます」「いつでも結構です」
なんて言わずに、主導権を持って、価値の出る仕事を優先に行えるようにする
為に、忙しい人になりましょう!!
良い仕事が出来るようになりますよ・・・。
それでは・・・ また来週!!
◆今回の心得◆
忙しい人ほど、優先順位をコントロールしている!!
さて、今週は部下の立場、と言うよりも個人における優先順位について話して
まいりましょう。
優先順位を決める上で、大きく2つの外的要因があります。
1、より早く行うほうが、得になる。
2、相手があり、納期の約束がある。
1の「より早く行うほうが、得になる」ことは、いろいろな角度から考えられ
ますが、特にスピードが要求されることの多い現代社会では、他に先駆けて行
うことで、多くのメリットを享受することが出来ます。
そのような意味からも、スピードと価値との関係は今後益々重みを増し、その
関係を感じとる能力は、これから非常に重要な能力の一つになると言えます。
あなたの周りにも、早いことで価値の上がるもの、逆に遅くなることで価値の
下がる、又は価値のなくなってしまうと言うものが数多く存在します。
普段何気に行なっている業務を、ものすごく早く行なったら、またその逆に後
回しにして遅らせてみたら、どの程度その業務の価値が変化するか、ちょっと
意識してみて下さい。
上司が怒るとか、そんなことではなく、早いことで価値が上がり、遅いことで
価値の下がるものです(まれにその逆もありますが・・・)。
例えば、「情報」 これはどんな内容であれ、時間と共にその価値は失われてい
きます。
よく、「ホウ・レン・ソウ」を徹底しろ!! なんて言いますが、古い情報では
意味がありません。伝え方も大事ですが、それ以上に時間が重要です。
ですから、時間と共に価値が劣化していくものに関しては、優先順位は常に上
位にしていかなければならないのです。
その為には、それを見極める感性を磨かなければなりません。
まずそれには、普段から時間の経過と共に結果がどのように変化していくかを
意識するようにすることが重要です。
よくテレビで謝罪会見を見ますが、対応が少し遅れただけでも人の印象は大き
く変わります。すぐに対応しておけば済んだことでも、対応策を模索し素早い
対応をしなかったばかりに、非難を浴びることは良くあることです。
仕事の価値に、時間軸を常に意識する習慣を持ちましょう。
しかし、時間軸の価値を認識しても、それを許さないのがもう一つの要因であ
る、「相手があり、納期の約束がある」場合です。
多くの人は、こちらの要因でほとんどの優先順位を決めている・・・と言うよ
り決めざるを得ない状況にあるのではないでしょうか?
また、悪い言い方をすれば、それを言い訳に使っていないでしょうか?
そして本来の優先順位を見失っていってしまうのです。
こちらの話しは次週に致しましょう。
まず今週は、仕事の価値を時間と言う目線で意識してみて下さい。
来週に続きます!!
◆今回の心得◆
時間で価値の変わる仕事を知る!!
さて、今週は先週に続いて優先順位について、より具体的な考え方をお話して
まいりましょう。
先週お話ししたように、会社において仕事を行なう上で、仕事を効率的に行な
うためにどの会社でも組織を形成しています。
まず、この意味をよく理解してほしいのです。
組織とは、ただ単に同じような仕事をする人達を集めたものではありません。
仕事を効率的に行なうために作られるもので、その結果同じような仕事をする
人達が集まったものです。
ではなぜ組織化すると仕事が効率的になるのでしょう?
組織化するということは役割分担を決めることが肝となります。
それは、サッカーで言えばイメージが沸くでしょうか?
(私はサッカー好きなので、ついついサッカーを例に出してしまいます)
サッカーはボールを相手のゴールに入れるスポーツですが、組織化された現代
のサッカーでは、両チーム合わせて22人のプレーヤーの内、常にボールに向
かっているのは2〜3人だけです。
では残りのプレーヤーはどうしているのかと言うと、ボールに動きに合わせ、
また相手の動きに合わせて、それぞれの役割の中で最終的な目的に向かって動
いているのです。
そうすることが、最も効果的に点を取り、守る事が出来るからです。
そこには緻密な役割分担と、その場の状況に応じた個人の臨機応変な対応があ
ります。
組織の力と個人の力がバランスよく融合したチームが最強のチームとなるので
す。
会社においても、組織のあり方は同じです。
お互いの役割分担があり、ある状況においてはその役割を飛び越えて臨機応変
に対応できる組織が強い組織と言えます。
但し、サッカーと違うのは自分がまた持ち得ないスキルの仕事は代わって行な
うことが難しいと言うことです。
ここが組織におけるポイントになります。
サッカーでは自分のポジション以外でも、スキルは落ちますが対応することは
可能です。またそのような選手が現代のサッカーで求められるスキルでも有り
ます。
しかし、仕事においてはスキルの低い仕事は皆が出来るが、スキルの高い仕事
は限られた人にしか出来ないことが少なくありません。
つまり、その部分こそが仕事を組織で進めていく上でのキーポイントになるの
です。
ですから、組織としての優先順位を決めるには、まずこのキーになる作業(ス
キル)を十分に把握していなければならないと言うことになります。
いくつかの仕事を常に同時進行する中にあっても、ネックになるのは常にそれ
らのキーになる作業です。
それらのキーになる作業を如何にしてクリアするかが、ムダのない作業につな
がって行くのです。
つまり、組織における仕事の優先順位は、キーになる作業で決まると言うこと
です。
しかし、ほとんどの会社では、このスキルの偏りによって業務の流れに支障を
きたしています。
私はそれを「スキルネック」と呼んでいます。
組織をマネジメントする者にとしては、このスキルネックを極力少なくするこ
とが求められます。
もし、あなたの組織でこのスキルネックが常に起こっているようであれば、こ
の解決こそが最優先課題と言えるでしょう。
そこには2つの問題が発生します。
一つは、高いスキルを持つ者が少数である為に起こるスキルネック。
もう一つは、スキルの低い者が多い為に起こるスキルネックです。
どちらの問題もすぐに解決することは非常に困難です。
時間をかけて個人のスキルを向上していくか、他からスキルを持っている人を
入れるしかありません。
そうして、スキルが組織とマッチすることで、組織力はスパイラルアップし、
飛躍的に伸びていきます。
人を育てるのは簡単なことではありませんし、他から求めるにしても、そこに
はリスクが付きまといます。しかし、それをコントロールするのもマネジメン
トです。
スキルネックをコントロールする。それが仕事の優先順位をマネジメントする
第一歩なのです。
次週は個人の優先順位について話しを進めてまいりましょう。
◆今回の心得◆
組織のスキルネックをコントロールする!!
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【編集後記】
どの組織でも、高いスキルを持った人は限られています。
そして、どうしても高いスキルを持った人に仕事が集中しやすく、組織もそれ
に甘えてしまいがちです。
日々仕事をこなさなければならないので仕方がない事ですし、確かにスーパー
マンが一人いるだけで、組織の力が大きく上がることが少なくありません。
そのような組織においては、その人が最大限の力を発揮出来るようにサポート
することが、最大の成果を出す方法の一つと言えます。
しかし、皆さんも分かっていると思いますが、そんな組織は長続きしませんよ
ね。それは本当の組織力ではないからです。
社風や伝統と言う言葉で語られることもありますが、強い組織とは常に強い人
間を生み出す力を兼ね備えているものです。
……………………………………………………………………………………………………
あの亀田一家と同じ協栄ジムに所属するWBA世界フライ級王者である。
今話題の内藤・大毅と同じフライ級・・・
亀田大毅の内藤選手への挑戦が決まるまでは、「同門対決か!!」などと、少しはマスコミに取り上げられた事もあるので、ご存知の方もいるだろう。
しかし、知っている人は一部のボクシングファンだけではないだろうか。
内藤選手にしても、坂田選手にしても、世界王者であり、確か現在日本人のプロボクシング世界王者は6人だと思うが、その王者全員の名前を知っている人はかなりのマニアと言えるでしょう。
それが今、予想外の内容が加わったとはいえ、内藤選手の知名度はいったいどのくらいあるのでしょう。
多分、次回の内藤選手の防衛戦は
「あの大毅との一戦を・・・・」などとコピーを付けられて、マスコミから注目される事でしょう。
鍛え上げた肉体と技術、それに強靭な精神力を見せる事がプロスポーツ選手としての最低条件であり、それが価値(お金を払っても見たいと思う)を生むと思うが、その価値があることを多く人に認知してもらう事・・・
これが難しい!!
その一例を亀田一家は示してくれた。
日本の選手やコーチは、いつから柔道をスポーツと思うようになってしまったのだろう。
高校時代に柔道をかじり、曲がりなりにも有段者として柔道の心得を叩き込まれた私としては、少し寂しい思いがします。
『柔道は武道』ではなかったのだろうか。
試合に臨む心構え、覚悟と言うものが感じられない。
試合に負けたのは相手より弱かったからで、その瞬間は確実に相手が強かったから負けただけである。
強い者が負けるなんて言うのは、言い訳でしかない。
(強いと思っていた者が負けることは良くある・・・)
絶対的な強さなど無いことは、試合をするという行為からも明らかで、
試合をしている以上はどちらにも勝つチャンスはある。
判定がどうとか、運がなかったなどと言うのは、真剣勝負を行なう武道家が言う言葉ではない。
世界に広がり、変り始めている柔道だからこそ、日本の選手達には覚悟を持って畳に上がって頂きたい。
頑張れニッポン!!
「働く30代のための仕事術指南『キャリまぐ!』」
の2007/09/13号に「あなたの市場価値を高めるビジネス発想術」と言うコーナーで、
『組織から与えられた力は通用しない!!』と題して、記事を掲載させていただきました。
(バックナンバー:http://official.mag2.com/careerup/2007/09/13.html)
現在発行中のメルマガ「上司の心得、部下の心得」から、新たに書き下ろしたものです。
4週連続で掲載します。興味のある方は、是非ご覧下さい。
※同様の内容が、転職のまぐまぐ「ビジネス発想術」にも掲載されています。
http://cgi.mag2.com/cgi-bin/w/mag?id=hassou08
「あなたの市場価値を高めるビジネス発想術」は、ビジネスでの自分の市場価値を高める為の、ものの考え方や動行動するかをお伝えしているコーナーです。
少しでも、皆さんの心に響くものが有れば幸いです。
先生に、
「自分の出来る問題から取り組みなさい!!」 と幾度となく言われてきたと
思います。
解らない問題に時間を取られ、結局解る問題を解く時間がなくなったなんてこ
とがないようにとの配慮からです。さらに解かる問題からスムーズに解いてい
くことで、焦らず平常心で取り組むことが出来るようになります。
よく焦ってしまい、テストが終わった後に、「あぁぁぁ〜 しまった!! 解か
ってたのに・・・」なんてことは、一度や2度じゃないと思います。
ここでは、問題を解く優先順位は自分が出来ることからが基準と言うわけです。
但し、ここには2つの条件が含まれています。
一つは、各問題の配点がどのようになっているか。
もう一つは、自分が解る問題を解くのに必要な時間がどれくらいかと言うこと
です。
いくら解る問題が優先と言っても、配点に大きな開きがあれば(学校ではそれ
ほど大きな差はありませんが・・・)、それを考慮しなくては良い点数は取れま
せん。
さらに、自分が解ける問題であっても1問に多くの時間を割くわけにもいきま
せん。
「お〜 これ解かるぞ!!」と思っても、1問目に30分も費やすようなこと
では本末転倒です。
皆さんは、知らず知らずにこの2つの条件を考慮し、結果として自分の力を最
大に発揮するプロセスを身に付けて来たことでしょう。
さて、これを仕事に当てはめてみましょう。
皆さんは、各自多くの仕事を抱えていることと思います。また、一つの仕事を
している途中でも、新たな仕事が入ってくることも日常茶飯事でしょう。
そんな中で、仕事の優先順位をどのように決めていますか?
会社に入れば、必ずと言って良いほど、この仕事の優先順位の話は出てきます
し、普段から常に気にかけていることの一つでしょう。
そして、その優先順位の決め方は、重要度を優先に順番を決めている人が多い
のではないでしょうか。
重要度はその仕事内容、担当部署、立場等によってさまざまでしょうが、納期
が迫っているとか、顧客対応だから、金額が大きいからなどということが優先
になるんでしょうか。
ここで、ちょっと考えてみて下さい。
学生の頃、先生に幾度となくアドバイスをもらい、テストの時は自分が出来る
順番でやることが効率的だと思っていたことが、社会にでると、自分が出来る
ことからではないところで優先順位が決まっている。
そんなの当たり前じゃないか!!と皆さんお思いでしょう。
学生の時と違って、仕事は相手があることで、自分の都合だけで仕事をしてい
ては成り立たない・・・!!
確かにその通りです。しかし、これって、効率的じゃないんじゃないでしょう
か!?テストで言うと配点が高いところからやりなさいって言うかんじで、出
来る出来ないは二の次ですよね。
相手があっての仕事と言うのは、十分理解できます。
しかし、これでは、1日、1週間、1ヶ月、1ヶ月、1年と言う時間の中で、
結果として自分の力を最大に発揮することができないのではと思いませんか?
ここまで読んで、「う〜ん!! 確かにそうかも」って思わないで下さいね。
私は、屁理屈を言っているんです。
何故こんなことが起きるのでしょうか?
それは、テストは個人に与えられた問題であって、しかも時間を制限されてお
り最後まで出来なくても点数が悪いという評価は出ますが、必ず時間の経過と
ともに終了します。
しかし、仕事は会社に与えられた、もしくは会社が作り上げた問題ですから、
まず、会社として優先順位が決められます。それも基本的には出来る出来ない
ではなく、全てを行なうことが前提ですから、優先順位は重要度が基準となっ
てしまいます。
当たり前のことですよね。
しかし、ここからが問題です。それらの仕事は会社がやるのですが実際に行う
のは社員の方一人ひとりです。
最終的には、各個人に与えられた問題となるのです。
これは一見テストと同じように思われます。さ〜、頭が混乱してきた方がいる
かもしれません。
一つ大きな違いが有ります。
そのテスト問題(仕事・作業)は、その人の能力を考慮したものであると言うこ
とです。
そこには、マネジメントの力が加わっているのです。
会社では、仕事を効率的に行なうために組織があり、役割分担があります。
そして、それを機能的に動かすために本来行なうべき仕事(作業)に加えて、
マネジメントという作業が行なわれています。
一般に個人に比べて会社(組織)の生産性は非常に高いものとなります。それ
は会社(組織)というものが、ただ個人が数多くの集まっただけのものではな
いからです。
ですから、上司と言う立場は、仕事を効率的に行なうためのマネジメントが最
も重要な職務の一つになります。
そして、仕事の優先順位をコントロールするのは、その基本となるものです。
次週、具体的な考え方をお話しします。
◆今回の心得◆
優先順位の組み立ては、マネジメントのスタートライン!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
皆さん、標識で迷われたことってないですか?
「標識見て迷うのは、おかしいんじゃない」って思う人もいるかもしれません
が、知っている人にとっては、間違えるはずはないと思うような標識でも、知
らない人が見ると、勘違いしてしまうような標識って以外と多いんですよ!!
造る人は、よく知ってますからね・・・!! 知らない人の身になって考える
のって以外と難しいんですよ。
4月から新人さんが入る職場も多いと思いますが、業務マニュアルなんかも以
外と似たようなことが良くありますから、気をつけてくださいね。
……………………………………………………………………………………………
人の心は欲張りなくせに、急な変化に反発します。その結果、人は無意識に言
い訳を創ってしまい自分を納得させてしまう。だからすぐに物事に取り掛かる
ことが大切だと話しをしました。
今週は、部下編としてそんな人の持つ感情を踏まえて、部下の立場や状況の中
で、どのように考え行動すれば良いかをお話ししましょう。
部下の立場で仕事をしていると、どうしても仕事に追われる形になることが多
いと思います。
次から次に仕事を与えられ、それらは具体的な仕事の時もあるでしょうが、時
には期間とノルマだけを指示されるなどと言うことも少なくないでしょう。
そんな毎日の中で、あなたは仕事を十分にこなしきれない自分に自信を失った
り、プレッシャーに押しつぶされそうになったりしてはいないでしょうか。
そんな時に一つだけ考えてください。
「人は出来ることしか出来ない!!」
どんな要求だろうが、人は出来ることは出来ますが、出来ないことは出来ませ
ん。そして、出来ることは少しずつ増えて行きます。
加えてもう一つ、その仕事を与えている上司は、あなたが今どこまで出来るか
を知っています。そしてその一歩先をも見据えています。
人は欲張りな動物です。今出来ないことでも、何故出来ないんだと悩み苦しん
でしまいます。
今出来ないことは、出来るようになれば良いんです。今出来ないことをいくら
悔やんでも仕方ありません。
あなたの上司だって新人の頃がありました。
もちろん努力は必要です。ただその努力の方向を自分に向けているかと言うこ
とが重要です。
上司の顔色をみてばかりで、その場しのぎの仕事ばかりしていると、本当の実
力は付きません。
よく上司に怒られない為だけに労力を費やしている人を見かけます。確かに上
司の受けは良いですし、そこそこ仕事もしているように見えます。しかし、そ
こには仕事の本質が存在していません。
今この瞬間の仕事をこなすことは大切なことですが、自分の将来を見据えて、
仕事の本質を意識しながら取り組むことで、結果的に自分の成長につながりま
す。
ただただ仕事に追われて一生懸命仕事しているだけでは、あっという間に時間
なんて経ってしまい、ふと立ち止まった時に結局自分は何が出来るんだろうな
んて言うことになってしまいます。
時速100キロで走る車から、隣のガードレールを見ても速くて何も認識でき
ませんが、遠くの山々はゆっくり流れ、綺麗な景色を堪能することが出来ます。
近くばかり(細かいこと)見ている時のスピード感と、遠く(全体)を見据え
た時のスピード感は全く違います。
たまには、遠く(仕事の全容、自分の将来)を眺めて、綺麗な景色(考え方や進め
方、希望や夢)を堪能しながら走ることも忘れないで下さい。
上司はあなたのナビはしてくれますが、結局あなたの人生のハンドルを握って
いるのはあなた自身です。ただアクセルを踏み続けているだけでは、気付いた
時にとんでもない場所に辿り着いたなんてことになってしまいかねません。
急ぐ時ほど、ゆっくりと・・・ あなたの視線は何処を見てますか?
ちょっと意識してみて下さい。
今週はここまで・・・
来週からは仕事の優先順位についての話しをします。お楽しみに。
◆今回の心得◆
人は出来ることしか出来ない!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
「出来ることしか出来ない」と言うと、消極的な印象を持つ人がいるかもしれ
ませんが、「出来ることを目一杯やる」と言えば良いでしょうか。
出来ないことは出来ないのだから、出来るようになればよいわけで、「出来る
のにやらない」のは人生もったいないですよね・・・!!
何もしなくても、時間は過ぎていきますから。
す。そこで、ちょっと先週までのおさらいをしながら進めてまいりましょう。
人はとても欲張りな動物です。
その欲張りな心が、今の世の中の多くの発明につながってきたと言えます。
しかし、その欲張りな心が時には都合の良い欲へと変わってしまい、自らを見
失うこととなってしまいます。
ギャンブルはその良い例で、負ける人と言うのは、一度負けてしまうと常に負
けを取り戻そうと思いつづけ、勝って取り戻すと、もっと勝ってやろうと欲を
出し、また負けるまでやってしまう。
それの繰り返しです。
(株でも似たような話しを良く聞きます・・・)
毎回スタートラインは同じはずなのに、自らおもり背負い、足枷をはめている
ようなものです。
そして、もう一つ・・・
人は本来変化を嫌います。と言うより、安定を求めるよう心が自動的に働いて
しまいます(潜在意識って言うやつです)。
特に日本人は個人の安定のみならず、周りも含めた自分のエリアにおける安定
までも望むことで、安心感を得ようとする傾向にあります。
一発逆転を狙う心と、変化を嫌う心が同居しているんです。
人生に一発逆転なんてことは、そうそうあることではありませんし、変化を嫌
っても世の中は勝手にどんどん変化していきます。
でも、皆さんはなんかかんか言いながら変化に対応していますよね!?
それは、世の中の変化が日々少しずつであるからなんです。
そこで、今週の本題に入ります。悪魔のサイクルの脱出方法です。
「日々確実に、すぐに行動すること!!」
これしかありません。そしてこれには、2つの条件があります。
1、100%を目指さないこと。
これは、最後までやらないと言う事ではありません。人は完璧を目指そうとす
ると、多くの場合それと同時に出来ない理由が浮かんできて、チャレンジその
ものを躊躇してしまいます。
実際やってみると、躊躇していた理由が意外とつまらないことだったなんて事
も少なくありませんし、壁に近づくことで分かることも数多くあります。
逆に、行動することで新たな問題が発生することもあります。
それを突破できれば素晴らしいことですが、仮にそこで立ち止まったとしても、
それまで分かったことは自らの経験となり、ワンランク上の考え方ができるよ
うになっていきます。
2、すぐに結果を求めないこと。
何度も言ってますが、人は急には変われません。しかし、人は確実に変れます。
昨日まったく出来なかったことが、急に今日出来るようにはなりませんが、
1週間後、1ヵ月後、1年後には・・・
身長180cmの人だって、生まれた時は小さかったんです。
日々確実に成長することが大切です。
そして、その日々の変化をしっかりと見極めていくことが重要です。
人の心は欲張りなのに、急な変化に反発します。
そのことをよく頭に入れて、今の自分と向き合ってください。
そして、その気持ちを持って部下と接していければ、あなたの下にいる部下達
は1年後には見違えるように頼もしくなっていることでしょう。
今週はここまで・・・!!
◆今回の心得◆
人は欲張りなのに、急な変化に反発する!!
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ごしていることと思います。
バブル崩壊以後、多くの企業ではリストラとして人員削減が行われ、社員は減
りましたが、厳しい競争下の中で、逆に業務は減るどころかより高度な内容を
要求されているはずです。
そんな中、先週話しをしたように、業務のツケが少しずつ、しかし確実に日々
積み重なって、今抱えている全ての業務が最優先なんて事になっている人も少
なくないと思います。
そして、全てを急ぐあまり、本当の優先順位を見失ったり、つまらないミスを
したり、場当たり的な対応に終始する羽目になってしまうのです。
今週はそんな悪魔のサイクルから抜け出す為のヒントをお伝えして参りましょ
う。
悪魔のサイクルに陥っている原因はいろいろとあると思いますが、一つだけは
っきりしていることが有ります。
それは、今のままではダメだと言うことです。
「そんなの、当たり前の事じゃないか!!」と皆さんお思いでしょう。
そして、「その当たり前の事が難しいんじゃないか!!」ともお思いでしょう。
そう、その当たり前のことを実行できないから今があるんです。
何をやらなければならないかは、ほとんど人が判っているはずです。
では・・・ 何故出来ないか?
いろいろと事情はあるでしょうが、その多くは現状を変えられない言い訳を、
皆さんがそれぞれ納得する内容で作り上げているからなんです。
以前話しをしましたが、人は言い訳を作る天才です!!
それは、人が社会生活を営む中で、多くのストレスや、自らの失敗、選択、自
分そのものの行動の結果に至るまで、自分の精神状態を良好に保つために、自
分が納得する言い訳を創るように潜在意識が働いてしまうのです。
例えば、先週買ったパソコンが、たまたま寄った家電店で自分が買った値段よ
り2万円も安く売られていた・・・
ちょっとショックですよね!!
しかし、人間は、
「あ〜 失敗した〜」と思うと同時に、
「でも、あの店員さんは凄く良い人だったから、今後のこともあるから、
あの店で買って良かった・・・!!」
などと、いろいろと自らの選択が正しかったと肯定的な想像を巡らすのです。
そんな人間の持つ本能が、悪魔のサイクルからの脱出をより困難なものにして
いるのです。
ご自分に当てはめて、よ〜く考えてみて下さい。
今、本当にやるべきことと、それを出来てない理由・・・ やらない理由を・・・
来週、この悪魔のサイクルからの脱出法について、話しを進めてまいります。
一週間、自分の行動と思考をよく振り返ってみておいて下さい!!
来週に続きます・・・ お楽しみに!!
◆今回の心得◆
人は無意識に言い訳を創ってしまう。 気をつけろ!!
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
【編集後記】
悪魔のサイクルと言えば、ダイエット!!
ダイエットをやっている人多いですよね〜!
私も、メタボリック症候群の仲間に入りそうで、ウーロン茶飲んだり、ちょっ
とだけカロリーを気にしたりしていますが・・・
ダイエットの原点であるカロリーを消費する、つまり適度な運動と言うものが
続かないんですよね〜!
ダイエットする理由は明確なんですが、やらない理由や誘惑に負ける理由がつ
いつい浮かんできちゃうんですよね〜!!
今週は、上司の立場の方へのお話しです。
よく「急がば回れ」と言う言葉を聞くことがあると思います。
大辞泉によると、早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な
方法をとったほうが早く目的を達することができるというたとえ。と出ていま
す。
元々は、琵琶湖の対岸に向かうのに、当時船は速いが危険が多く、遠回りをし
てでも陸路で確実に行った方が良いという、室町時代の歌から来ている言葉だ
そうです。
多くの人が体験していること思いますが、今までのやり方を変えるという事は、
一種の賭けであり、運がよければ何事もなかったように次に進めますが、運が
悪ければより大きな失敗を被る可能性を秘めています。
賭けと言う表現が適切とは思いませんが、私は企業活動において賭けを行なっ
て良いのは、投資だけだと思っています。
これは個人においても同じです。例えば、遊ぶ時間を我慢して、自分の為に勉
強する。これは、時間の投資です。
この投資は、必ずや成功に結び付くとはかぎりません。それでも自分を信じて、
自分に投資しているのです。
しかし多くの人は、自らの失敗や、怠慢のツケを解消する為に、一発逆転の賭
けを行なっているのです。
そして、組織においても同じような思考で動いている人が少なくないのです。
現状の仕事を維持するだけでも精一杯なのに、平気で先月のマイナス分をすぐ
にでも取り返そうとする。
その考え方自体は大事なことです。しかし、ほとんどの場合、その方法に問題
があるのです。
そう・・・、賭けにでてしまうのです。
先月のマイナスを取り戻そうと、今月は頑張って120%を目指そうとするの
ならまだしも、平気で200%を目指してしまうんです。
決して200%を目指すことが悪いことではありませんが、そこには時間軸に
よる計画が必要ですし、方法も大きく変える必要があります。
それを考慮せずに突き進むと、結局現状維持も達成できないなんてことになり
かねません。
虫の良い話は無いと言うことです。
多くの企業が多くの人材を用いて、日々切磋琢磨している中で、そんなに急に
今までのツケを返せるわけがありません。
焦っている時ほど、まず足元を固めて確実に進むことで、心の余裕が生まれて
見えてくるものがあります。
火事場の馬鹿力と言うのがありますが、いつもいつもそんなものに頼っていた
のでは、いつか燃え尽きてしまいますよ・・・!!
来週に続きます・・・
◆今回の心得◆
まずは日々確実に進むことが大切 !!

























